2026年7月25日土曜日

Spellbound

Spellbound

脚本:Ben Hecht
原作:The House of Dr. Edwardes by Hilary Saint George Saunders and Francis Beeding
監督:Alfred Hitchcock
公開:1945年12月28日(1951年11月2日JPN)
邦題:白い恐怖


Ingrid Bergman(イングリッド・バーグマン)は映画を観はじめた頃(小学4, 5年生の頃?)に最も印象に残った女優の一人。とはいえ『誰が為に鐘は鳴る』その後の『カサブランカ』、完全に好きな女優になった。予備知識なしで本作を観たので、これに驚いた:
Gregory PeckHitchcock 作品に出演しているのは知ってたが、Ingrid Bergman も出てたのね!」という驚き。しかも本作での Bergman はかなり良い、まさに「銀幕のヒロイン」て感じだ(この言葉が死語なのだろうな、ちょっと残念な気もする)。

Salvador Dali

そしてもう一つの驚き:
Salvador Dali、あの「画家の Dali」なのだ。作品でしか Dali のことは知らない私だが、Hitchcock とある意味で同時代に活躍人なんだと改めて思った。彼の手がけたシーンはすぐに分かる:

The Fault in OUR STARS

次は驚いたというか、考えさせられたのがこれ:
元は、"Julius Caesar"CassiusBrutus に語るセリフ:

The fault, dear Brutus, is not in our stars,
But in ourselves, that we are underlings.

責任は星(運命)にあるのではない。
私たち自身にある。

連想したのが John Green の "The Fault in Our Stars"、この Shakespeare のセリフの「逆」になってる。つまり「星(運命)の中にある過ち」となっている。意図的だろうな、物語から読み取れるのは

いや、運命の側にも責任があるじゃないか。

本作 "Spellbound" のテーマに「精神分析、記憶喪失、罪悪感」がある。つまり、自分でも制御できないものに主人公たちは苦しめられる。そのため私は、結果として本作も "The Fault in Our Stars" と同様に Shakespeare

The fault … is not in our stars, but in ourselves.

という言葉に対して、「本当にそう言い切れるのだろうか」と問い返している作品のように感じた。

Hitchcock を探せ

今回は "Shadow of a Doubt" より簡単だった:

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